ゴッホと色覚のことを書いたエントリーがとても好評なので、ちょっと宣伝みたいなものをやっちゃおう。
ゴッホの記事が評判になるのはとてもうれしいのだけれど、評判になるにつれて、そんなことはあり得ないとか、彼が色覚異常だったはずがないとかいう専門家がきっとたくさん出てくると思うので、批判みたいなものもきっとたくさん寄せられるだろうと思う。それがちょっと憂鬱。僕は、ゴッホがどのような色覚を持っていたかという真実を解き明かそうとするつもりはない。色覚異常シミュレーションでゴッホの作品を見るとまた違った素晴らしさがあることを自分なりに発見して、色覚や色彩の奥深さについていろいろ感じるところがあったので、これを契機にそのような分野をもう少し深く研究したいと思ってはいるけれど。
さて、本題。
北海道文化放送(UHB)には、ユニバーサルデザインの普及キャンペーン専門の「石井ちゃんとゆく!」という番組がある。よくぞこのようなテーマで毎週番組を作って放送していると思うが、なんとこの番組は2002年に放送を開始した長寿番組なのだ。ちゃんとスポンサーも付き続け、視聴率も高いのだと聞いている。これは北海道民がこのような分野に対して意識が高いことを示していると思う。ディレクターは山田もと子さん。「石井ちゃんとゆく!」は北海道が世界に誇るべき番組なのだ(ちょっと大げさ)。
さて、この「石井ちゃんとゆく!」に僕も去年2回ほど出演させていただいた。僕が開発した、色覚異常の人が色を見分けやすくするための色覚サポートツール「色のめがね」と、一般の色覚の人が色覚異常の人の色の見えを体験することができる色覚シミュレーションツール「色のシミュレータ」を番組で取り上げてもらったのだ。
番組のホームページからは、放送された番組の映像を見ることができる。
「iPhoneアプリ:色のめがね」 2010.12/23(木)オンエア
「iPhoneアプリ:色のシミュレータ」 2010.12/30(木)オンエア
ちょっと恥ずかしいけど、よろしければご覧ください。
僕が出演している以外にもすごく興味深い放送回がたくさんあって、いつもうなずきながら番組を見ている。バックナンバーは全部ホームページにあるので(これも素晴らしいと思う)見ると面白いと思う。
2011年12月15日には、小さな字が読みにくい人のための、文字や絵を見やすくするソフト「明るく大きく」が番組で取り上げられる予定だ。1年ぶりのTV出演。放送されて番組のホームーページにアップされたらまたこちらで紹介しますね。
(2011/12/26追加)
2011/12/15に放送分が番組ホームページにアップされたので紹介します。「明るく大きく」で見る千円札の迷宮だよ。